検査結果に「心電図に異常を認めます」とあったら?

「心電図に異常」がある場合の対処方法

健康診断や検査結果に「心電図に異常を認めます」とあったら?どのようにすればよいのかなどを解説しています。胸部X線・心電図・診察所見から、心臓の異常が疑われることがあります。胸部X線写真で、心臓の形が異常であったり、胸部全体の大きさに比べて心臓の影が異常に大きい時に、心臓の病気が疑われます。心臓の働きが極端に低下している時(心不全)には、肺の影にも異常が見られます。

スポーツ心臓など病気でない場合も

しかし、必ずしも心臓が悪いのではない場合もあります。
スポーツなどで人並み以上に鍛えている人の心臓は、普通の人より大きいことが多く、「スポーツ心臓」と呼ばれ、病気ではありません。
肥満症でおなかの中に脂肪が多かったり、腹水がたまっていて、横隔膜が上へ押し上げられている人では、見かけ上、心臓が大きく見えることもあります。

診断名は多いが病気ではない場合も

心電図検査では、非常に多くの診断名がつけられます。しかしこれらは、あくまでも、心臓で起こっている電気的な変化に対する名称であって、病名ではありません。
健康診断では、心電図の判読は、専門の医師が行いますが、受診者の診察をせず、病歴や他の検査結果も知らされていない状態で、心電図の波形だけから判読されます。また、健康診断はスクリーニング(集団の中から病気の可能性のある人々を選び出す)が目的です。したがって、、少しの異常でも取り上げています。
再検査や精密検査の結果、「心配なし」と言われることもよくあります。
心電図では、主として心筋肥大・心筋虚血・不整脈などについて診断しますが、心臓の機能については、判断できません。
医師の診察では、浮腫(むくみ)の有無・顔色や唇の色・心臓の病気がないかどうかを診ています。
これらの検査や診察の1つだけでは、心臓の病気は判断できません。これらに加えて、病歴や他の検査結果をみて、主治医が総合判断をします。
【次の段階の精密検査としては、外来で行えるものとして、負荷心電図、心臓超音波検査、ホルター心電図などが行われます。】


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