貧血の原因や自覚症状について

貧血を引き起こす原因とは?

貧血とは、血液中のヘモグロビン量が減って、からだが正常に活動するのに必要な、十分の酸素を運ぶことができなくなった状態のことです。赤血球数は、正常の場合と減少している場合とかがあります。

ひどい貧血でも自覚症状のない場合も

貧血が高度になると、顔色が青白くなり、少し動いただけでも、動悸(どうき)がしたり、息がはずんだりします。このような状態になると、自分でも異常に気づきますが、軽度の貧血では、自覚症状がないのが普通です。ゆっくりと長い期間をかけて貧血が進めば、からだが慣れていて、かなり高度の貧血でも、自覚症状のない場合があります。
貧血には多くの原因があり、ときには重大な病気がひそんでいる場合もあります。「貧血を認めます」と言われたら、たとえ自覚症状がなく、日常生活に支障がなくても、医師に見てもらいましょう。

若い女性の貧血の多くは鉄が欠乏

一見健康に働いている人によく見られる貧血に、「鉄欠乏性貧血」があります。これは、ヘモグロビン(血液検査のヘモグロビンのページを参照)を作るのに必要な鉄がからだの中に不足して起こる貧血です。
「鉄欠乏性貧血」の原因には
①胃腸の働きが悪くて、鉄が十分に吸収されない場合。
②偏食などで鉄の摂取が少ない場合。
③成長期や妊娠などで鉄の必要量が増えた場合。
④胃潰瘍・痔・子宮筋腫・月経過多などの出血で、血液とともに鉄が失われた場合。
などがあります。特に、若い女性では、これらの原因のいくつかが重なって「鉄欠乏性貧血」になっていることがよくあります。

慢性の病気には貧血が伴いやすい

進行がゆっくりで、ときには病気に気づかないこともある慢性の感染症や、腎不全・肝硬変・ガン・膠原病などには、貧血がしばしば伴います。貧血の原因を調べていて、これらの病気が発見されることもあります。
胃・腸などの消化管に慢性的な出血があっても、本人の自覚症状がない場合が多く、「便潜血反応」を検査して初めて異常が発見される場合がよくあります。
そのほかにも、骨髄で赤血球などが作られなくなる病気(再生不良性貧血)や、赤血球が壊れやすくなる病気(溶血性貧血)など、貧血の原因は様々です。


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